帰国しました。
おいしい秋の味覚を味わうと、帰宅の喜びは大きい!
家の中で靴をはかないことも、リラックスできる。
NZのような自然溢れる環境に暮すことは、何よりも、
贅沢で幸せなことだと思う。
木々に埋もれると、どこか安心して懐かしく、心が癒される。
しかし都会の刺激も換えがたい。
それぞれのよさを味わい、行き来できることは幸せなことだ。
話は飛ぶが、友人もブログを書いている。
彼女はベテランのヘビーなブロガーだ。
私と同時期の彼女のブログをみると、その違いに驚く。
彼女のブログは上手な写真がとっても多くて、
「食べ物」のことなど話題が楽しい、とても楽しい。
私のブログは何か固くて、論じる傾向にある。
すみません、まだまだ、不慣れなヨチヨチ歩きのブロガーでありました。
論じてしまうと、言葉足らずの部分など、修正が必要になる。
論じちゃったので・・・・
そこで、追伸します。
色々ごちゃごちゃ書きますが、最後だと思って我慢してください。
ゴミの収集
3種類のボックス、「リサイクル」、「ごみ」、「オーガニック」があると以前書いた。
「リサイクル」ボックスに、紙、金属、ガラスを一緒くたに入れてしまって、
ちゃんと分けられるのか という質問を受けた。
友人に気軽に聞いてみた。
友人は身を乗り出し、「ゴミ処理方法こそ文化」と、熱心に説明してくれた。
「リサイクル」の収集車には、ベルトコンベヤー設備が中にあって、2-3人が乗っている。
「リサイクル」ボックスの中味はベルトコンベヤーにぶちまけられ、
その人たちが、混在している紙、金属、ガラスを、 ポンポンとその場で
高速に分別してゆくそうだ。
人口が少ないから可能なのだろうが、多国籍の人が住みはじめたNZでは、
細かな要求や説明書など通じない。
説明はできるだけ簡単な「絵」にして、個人の義務は最低の分別だけ。
町内会のような地域責任はなく、すべて個人責任とする。
違反したボックスは二度と違反したくなくなるように、べちゃっとひっくり返されるそうだ。
というわけで、「均一主義・皆一緒」のような町内会など存在しない。
個人主義の国は、システムもすっきりしていていいなあと、私は思う。
中華料理店にて
「旅行報告・番外」で書いたのだが、春の花が満開の静かな入り江で、
日本のお花見を引き合いに出して、嘆いたことがあった。
クライストチャーチの最後の夜、中華料理店へ招待していただいた。
予約が必要な人気の店で、人がいっぱい、大賑わいだった。
その夜の客のほとんどは白人だったが、子供は大声で飛び回り、おはしで
お皿をたたいて遊んでいる。
レストランでは、マナーよく座っているのに。
声を張り上げないと聞こえないくらいの喧騒。
こういうのも、リラックスしていいな、と思った。
子供たちののびのびした笑顔、大声で笑い論じ合っている学生らしい一団。
こちらまで、うれしくなってしまう。
騒がしさ、ちっともいやではない、楽しい。
帰りの朝、飛行場へ送ってもらう車中で、フト友人にこのことを話した。
さすが、複数の文化で暮す人、即座に答えが返ってきた。
「どちらでも選べる、でも混在しないように分けられているのが文化レベルだと思う。
ここでは、静かな所と開放的な所、はっきり区切られているの。
ドレスコードが決められていることも、そういう区切りのひとつよ。
日本はすべてが一緒くた、だからストレスになるんだと思うよ。
皆同じ・皆平等が、日本の基本だから」
本当にそうだなあ、残念だけれど、と思う私であった。
とはいえ、クライストチャーチはじめ、海外に居住する日本人の多くは、
ある年齢になると、ほとんどが帰国してしてしまうようだ。
現地人と結婚している人は別としても。
結果、なかなか国際人にはなりきれない日本人だが、それだけ愛する母国なんだろう。
言い換えれば、日本はいい国だ、とういうことだろうか。
「いい」って、あいまいな単語だけれど。
このブログは、これで終わります。
ありがとうございました。
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エイボン川が曲がりくねって流れる、クライストチャーチ |
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別名ガーデン・シティに着いたのは、春のはじめでした |
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咲き乱れる花々・春になったらどんなに華やかになるのでしょう |
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エイボン川のふちには、たくさんの水仙 |
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そこに友人が営むホステル「キーウィハウス」が2箇所にあります。
清潔で整った施設です。
写真は「キーウィハウス」の中の小路 |
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クライストチャーチは地震後、中心地を再構築中。クレーンが立ち並ぶ。
中心地は工事現場同然。
老舗高級デパートBALLANTYNESも、仮の建物で営業中 |
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地震で亡くなった185名をしのぶ椅子
185 Empty Chairs
日本人犠牲者も多かったので、日本語で追悼メモを書きました。 |
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鳥をこんなにたくさん、近くでみたことはなかった。
いつも、鳥の声だらけだった。
人は一部地域を除き、ほとんどみあたらないのに。 |
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羊・牛は出産時期
ブドウやさくらんぼ畑などもたくさんあった。
野生のあざらしもいた! |
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ムースです。
友人の子息の愛犬・とても愛嬌者 |
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色々旅をした |
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広大さに圧倒された |
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よく走った。絶景。 |
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南半球の星座の位置、北半球と全然異なる
慣れた
そして雲が大変おおらかで美しかった。 |
☆お・し・ま・い☆