2015年10月5日月曜日

旅行報告・番外

NZで、初体験のバッパー(バックパッカー)風旅行を体験して感じたニュージーランド

NZのマナー、規則、食生活などの生活文化は英国に準じており、特種な国ではない。
で、「英国に似ています」ということで、特記するほどのこともないかもしれない。
でも、ちょっとだけ書きます。

この国は、マオリ族が何千年も、大自然の中でポチポチと原始的に暮らしていた。
そこへ、英国が、デデーーーーンと、自国を持ってきた国である。
英国にとって「濡れ手に粟」の感じもしないではないが、
英国人は本当にカシコク、働き者だと、感心する。
よくもこんな遠くまで、しかもここまできちんと!と。
開拓時代の移民募集広告や、当時、厳しくも勤勉な開拓生活の様子も
色々展示されている。

街での生活も含めて多くの自然環境を、政府がしっかり管理している。
大都市の公園も、人がほとんど訪れない大自然も、
きちんとした統制下にある。
だからこの環境が保たれている。
「厳しい」が、そうしないと崩れる。

様々な経緯や迫害などの歴史がないので(先住民のマオリに関しては別だが)
風景の奥に、物語はない。
例えば日本の五島列島も、島や海が美しい。
その影に、キリスト教徒の迫害史がからみ、
風景に物語が生じる。重く厚みがある。
しかし、ここにはそういうものはなく、軽い。
純粋に風景そのもの、みたまま、感じたままの自然を楽しめる。
どの人も一様に、同じ空気に浸れる。

花々が開く時期である。
もしも、日本のお花見集団が、山陰のこの美しい入り江に来たら・・・
笑い声、大声、時には流行歌が流れ、食べ物の匂いがただようのだろうか?
時には、どこかの城下町のように、ピンクのビニールの提灯が木々に
吊るされるのだろうか?
スピーカーの大音量で満たされるのだろうか?

この地では、これらはすべて「禁止」されている。
音、色、匂いという、人間の感覚に反応するものには、厳しい規制がある。
そんな規制があって、楽しいのかナ~と思う人も多いかもしれない。
しかし、音、色、匂いは、個人、文化によって異なり、文化レベルそのものだ。
異国に合うかどうかは、料理と異性に魅力を感じるかどうかで測れると言う。
これこそ、音と色彩と匂いのことだろう。

「音と色彩と匂い」の規制が厳しいから、その厳しさをサポートする国だから、
清潔で気持ちよく、自然との共生が可能なのだろう。

おおざっぱにくくった、私の体験した周辺西洋人に対する私の感想だが、
彼らは、集団行動はとらない。
旅は、一人、または二人、または家族、またはペットと共に、
あまり食料を持たず(それほど興味がない)、
静かに海をみたり、クルージングしたり、ウォーキングしたりして過ごすようだ。
あまり美食家ではなく、外では(真実は不明)マナーが大変よくて静かである。

とても親切に感じる。いつも声をかけあい、軽く挨拶する。
服装、生活、共に、一般的に大変堅実である。

国立公園の標識・自然界に溶け込む色彩で統一されている

キャンプ場のシンプルな案内
設備は清潔が保たれつつ、管理者の姿は見当たらない

海辺の広い休憩場&キャンプ場(含む・キャンピングカー)の案内
宿泊する場合は、ここで700円位支払う
電気・水・木陰のベンチ等も揃っている
車が10台くらい遠く、近くに停まっていた
海辺の散歩、読書の人影を見たが、あとは人影もなく静かである

ANAKIWAのOUTWARD SCHOOLに出会う
これば、アウトドア教育を通して、社会人が根性を鍛えるための学校である
このような怖い道をずっと進んだ  ヒヤリ

入り江にボート

これは何だ?
Cattle stop 
牛や羊が外に出ないように柵がめぐらされているが、ここには柵がない
けれど、牛や羊は、通れません
なぜか?

ここを通ると、この隙間に四本足の1つが落ちてしまい、通れないのだ
私が彼らだったら・・・と色々渡り方を考えた
例えば、横向きになって、1本の線上に左足2本、もう1本の線上に右足2本で~

漫画ではないので、それは無理、と笑われた


きれいな空気と草原の中、のびのび育っているね

☆お・わ・り☆

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