2015年9月22日火曜日

旅のかたち キーウィハウス

バックパッカーとか、ホステルという言葉を知ったのは、約1ヶ月前、
20年ぶりにクライストチャーチに来てからだった。
この20年の間に、友人は「キーウィ ハウス」というホステルを2軒、経営するようになっていた。
ベッド総数は100を超え、従業員やバイトを多数雇う。
建物や設備だけでもすごいのに、様々な認可や法的処置をはじめ、多くの難題をほぼ一人でやってのけた。
彼女のがんばる様子に、一流の弁護士や計理士が支援した。
すべて、自力でここまできたことに対し、心から敬意を払う。

ホステルというと、ユースホステルを思い出す。
学生時代にユースホステルを利用したことがある。
マレに設備のいい所もあったが、一般的には清潔から遠く、いやだった。
キーウィハウスを見て、その考えは全く変った。

ニュージーランドの旅は、名所旧跡めぐりや、美食めぐりの旅からは遠い。
西欧的な文明の歴史は170年くらい前からのため、残された名所旧跡の数は知れている。
名物となる食べ物はない!
イギリスと同じような食べ物である。

ここは、大自然の空気や大地に接し、花や鳥、森林に浸り、
星空に酔う場所である。
トレッキング、サイクリング、登山をはじめとする、
冒険や運動にチャレンジする場所である。
豊かな土地にはぐくまれた、安全で豊かな食べ物を、
自然のままに口にできる場所である。
深い山にも、島にも、人の手が思慮深く加えられていて、
安全な旅ができる場所である。

人や都会に疲れた人が、ゆっくり滞在して生活したら、すごく癒されるだろう。
食材を買い、自分で料理し、ランチ持参、または野外料理をしながらのトレッキングや
自然観察に行くこともできる。
ここはそういう地だ。
だから、ホステルを利用するのは、大変いい方法だと思う。 
今日はここまで☆

各部屋に面した廊下

共同の台所

食事中

☆お・わ・り☆








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