2015年9月9日水曜日

楽園の滝つぼ

カイコウラ(KAIKOURA)へ、一泊で出かける。

宿は、地元の人にもあまり知られていない、穴場である。
旅慣れた友人のおかげ、忘れられない宿に泊まれた。
大変ユニークで、牧場に泊まった気分だった。
夜晴れていたので、星を満喫できた。
満天にはあと少しだったが、すごかった♪
星の一つ一つが大きくて、光が強く、幸せ☆
朝起きると、草原は霜で白く、鳥の声(ベルバード)と羊のメーという声が響く。

春先、枝だけだった木々も様々な色の新芽をまといはじめ、
牧場には、生まれたばかりの子羊がいっぱいだ。
牧場となだらかな丘、遠くには雪を被ったサザンアルプス、その中をひたすら走る。

海も広大、空も広大、超森林浴と超オゾン浴に浸った。

大感動したのは、Ohau Stream Walk。
ここの海岸には、ごろごろたくさんのアザラシ家族がいる。
山の中から海岸へ、1本の清流が流れている。
清流をさかのぼった所に、滝があり、滝つぼがある。

アザラシの赤ちゃんや子供は、この滝つぼで、泳ぎの練習をするのです!
ここなら鯨やいるかから身を守れ、思いっきり遊んで、泳ぎの練習ができる。

滝つぼに向かって、10分くらい山道を歩く。
途中で歩いている(?)アザラシの子に会ったり、清流の中の岩場で休む子を見る。
滝つぼには、ざっと10頭くらいのアザラシの子が(もっといたかも)、
じゃれ泳いだり、とびあがったり、木の枝を鼻先で持ち上げたりして、戯れていた。
何てしなやかで美しいんだろう。
体全体で、喜びを表している。踊っている。アクロバット。
見ていたら、涙が出てきた。

何千年も、こうしてきたのだろうか。
目の前の広い広い海と白い波、崖を見ながら、人間の出現はほんの最近なんだ、と思った。


宿にて・放し飼いの鶏・取立てタマゴいただき!

羊とは、同じ表情でイッセイに見つめる動物なり

宿泊した宿・広い敷地にコテージがいくつも

アザラシの滝への入り口

この滝つぼで子供たちが遊んでいる


滝つぼで数頭がじゃれあい、手前の岩に1頭


清流・目の前を「ドウダイ!」と潜水する

こんなに近くで見ているのです



海岸で親のそばでごろり・足元にいます


カイコウラからクライストチャーチへの帰宅途中・ゴア・ベイ


 ☆お・わ・り☆

0 件のコメント:

コメントを投稿