2015年9月25日金曜日

それぞれの春・それぞれの旅

私のいる友人の家には、若者も数人住んでいる。
ワーキングホリデイでこの国に来て、キーウィハウスで働いている若者たちである。
ここに住んでいるのは、その中のほんの一部、
選ばれた(?)気心の知れた、大変素直な20代たちだ。

様々な経歴や学歴を経ての、海外生活だ。
台所やトイレ、バス、居間など、すべて設備は別になっているが、
同じ屋根の下、合流することも多い。

春先の現在、メキシコ人は旅に出た。
その他は日本の若者たちだ。
出入りがあって、多いときは6人いたが、帰国したり旅行に出たりで、
現在は女性1人になっていた。

ワーキングホリデイでNZに来た若者たちは、帰国前に、全土を廻って帰国する人も多い。
Kちゃんは、帰国前の1ヶ月を、一人でNZを廻ろうと、皆に送られて出て行った。
若者たちは、ファームステイなどをしながら移動する。
そこでまた、同じワーキングホリデイで来ている、世界の若者たちと交流もするのである。

半月後、Kちゃんは、淋しくなって戻ってきた。
ここで数日過ごし、元気になって、たくさんお別れをし、
「今度は大丈夫!いろいろがんばる」と、大きなバッグをゴロゴロ押して
勇ましく出かけていった。

それから10日後、Kちゃんは、遠く北島から飛行機に乗って、また戻ってきた。
風邪をひいたり心細くなったりで、恥ずかしい、と言いながら。
飛行場からのバスの到着場に、友人と、車で迎えにいった。
もちろん大歓迎。かわいい。

そして、帰国までの数日を、ここで過ごすことになった。
一人だった若者も、淋しかったので大喜び。
個性、持ち味は人それぞれ。
いろいろな人がいていいし、だから楽しい。

今頃どこかで野宿でもしているだろう、冒険の旅に出た仲間のことなど話しながら、
今日は夜遅くまで、皆でトランプゲームをして遊んだ。

プラムの花は終わり、葉がたくさんに。

春の雲

幻想的



大変おいしいNZのチョコレート
はまっています。どうしよう。


☆お・わ・り☆

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