見慣れたはずの街が、知らない風景に見える。
気がつくと、木々の緑が増え、開花する花の種類が増えて、色が溢れている。
この周辺は、高級住宅地ではないけれど、
自然に溢れ、大変贅沢な環境だと思う。
郊外のどこを走っても、ポプラ並木、イチョウ並木、牧場、山々が計算された美しい風景を
形造っているように思える。
どこも人の手が入り、入ることによって自然が保護され、整備されていることに驚く。
現時点で、私が見たり、友人から色々聞いた結果の意見だが、
NZは、イギリスの孫といえるかも知れない。
子供は米国、オーストラリアも孫で、NZのお兄さん。
オーストラリアとNZは兄弟。
現在、国旗のデザイン問題が起こっている。
孫は、もっともっと独立したい気持ちが強くなっているのだろう。
斬新で個性的なデザインが並ぶ。
斬新で個性的なデザインが並ぶ。
もうすぐ国民投票が行われ、決定される。
硬貨もエリザベス女王が刻まれているが、いつか変るのだろう。
NZは、イギリスがそれまでの歴史から得た英知を結集して、新しい土地を
まっさらから再設計し、諸制度を設け、短期に作られた国だ。
あらゆる所に、計算された文明の知性を感じる。
欠点もあるだろうが(先住民の文化復興は大切なことだ)、
何と贅沢な自然に溢れた国だろうと思う。
その価値は、経済力ではなく、この空気、この自然環境を保っていることだ。
経済力はこの環境を生かせば、必要ならゲットできると思う。
でもその必要はない。
人種差別はすごくあるとのこと。この10年で色々な人種が入ってきて変化しているが、
その前はひどかった、と友人。
北島のオークランドなどとは異なり、クライストチャーチは、
英国以上に生粋の英国だ、とのプライドが高く、
スノッブで鼻持ちならない人が多かったらしい。
友人は約30年前にNZに来た。
国籍を変え、NZ人と結婚し、クライストチャーチで事業を興し、日本を切った。
それでも、毎日お米を食べ、日本食を食べ、
70年代のフォークソングを歌いながら車を運転している。
日本人種であることには、変わりはない
「差別があるのは、どこでも当然、。ここが一番好き。日本よりずっといい」
だれにでもできることではない、怒涛のような波を乗り越えてきた友人は、
自身溢れる笑顔で言い切る。
バックパッカー旅行という、ある意味で贅沢な旅行は、
今後ますます世界のニーズが高まると思う。
バックパッカー・シルバー風という設備も作って、盛んになってほしい。
数日、旅行に出かけます。
車に基本的な食料を積み、あとは現地調達の、バックパッカー的車旅行。
ブログはお休みする予定です。
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